UEFAは16日、ファイナンシャルフェアプレー違反により9クラブに処分を科すと発表した。各クラブがUEFAと同意している。特にマンチェスター・シティとパリ・サンジェルマン(PSG)に高額の罰金が科された。各メディアが報じている。
今回処分が発表されたのは以下の9クラブだ。
マンチェスター・シティ
パリ・サンジェルマン
ガラタサライ
ブルサスポル
トラブゾンスポル
ゼニト・サンクトペテルブルク
アンジ・マハチカラ
ルビン・カザン
レフスキ・ソフィア
シティとPSGには、6000万ユーロの罰金が科された。執行猶予つきで、来年度の違反がなければ4500万ユーロが減額される。
また、両クラブは来季のUEFAチャンピオンズリーグへの登録選手数においても、Aリストへの登録人数が25名から21名に減らされる。来年度の違反がなければ、2015-16シーズンについては処分が解除される。
さらに、選手のサラリーにつながる人件費の支出についても、今後2年は現状を上回ることが認められない。シティについては、来年度の違反がなければ2015-16シーズンについては処分が解除される。
来夏のマーケットにおいては、両クラブとも「大幅な支出制限」することで同意している。
そのほかのクラブに対する主だった処分では、ゼニトが1200万ユーロの罰金と登録数22名への制限、アンジが200万ユーロの罰金に21名の登録人数制限、ルビンが60万ユーロの罰金に21名の登録人数制限、ガラタサライ、ブルサスポル、トラブゾンスポル、レフスキ・ソフィアには20万ユーロの罰金が科されている。
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