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“猫の目打線”で今季初5連敗 ズタボロ巨人の舞台裏 - news15

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2025.05.15|コメント(-)トラックバック(-)

“猫の目打線”で今季初5連敗 ズタボロ巨人の舞台裏


 巨人が弱い。
 オフに大型補強を敢行し、圧倒的な戦力を擁しながら3位と低迷。前カードで5位のヤクルトに3連敗し、16日も首位広島に2─7の完敗だ。これで今季初の5連敗。内部もバタバタし始めた。

 この日は内野手の藤村が中堅で初スタメン。左翼には守備力が未知数のセペダが入っているだけに、“素人”センターの抜擢には、広島だけでなく、巨人ナインも驚いたほどだった。

 打順も目まぐるしく毎日変わる。原監督は「夏までに固定されれば」という方針を示しているとはいえ、指揮官が「うちの中心選手」という長野は、ここ5試合で7番、5番、3番、8番とエレベーターのように打順が上下し、この日は1番だった。某選手は、「いくらなんでもいじり過ぎでしょう。チョーさん(長野)なんて、毎日変わり過ぎて、自分の役割が何なのか分かんなくなっちゃいますよ」と同情するほどなのだ。その長野が一塁走者として二塁ライナーに飛び出して併殺を食らうと、「らしくないね」とした原監督は「チームとして焦っている部分がある。我々も焦らせているかもしれない」とボソリと言ったから、自覚はあるらしい。

 チーム打率.275はリーグ2位なのに、182得点は同5位。打線がつながらないのはやはり、猫の目打線の弊害、つまり、“人災”ではないかと指摘する声も上がり始めているのだ。

 来日2試合目のセペダはこの日も「4番」で先発も、2三振を含む4タコ。左翼の守備に関しても、広島ナインには首脳陣から、「レフトに飛んだら、アウトになってもいいから暴走気味にいけ」という指示が出るなど、鳴り物入りでキューバから入団したにもかかわらず、他球団はあまり脅威に感じていないことがはっきりした。

■コーチも厳しく叱責

 さらに、深刻なのは投壊だ。先発したエースの内海は7回3分の1を6失点で4敗目。8試合目の先発にしていまだ未勝利が続いている。ヤクルト3連戦で48安打、27失点とメッタ打ちを食らった投手陣はこの日も12安打。14日のヤクルト戦でKOされた先発今村をベンチで怒った原監督は試合後も、「悪いのは彼を先発させた私と指導できてないコーチ陣。指導力不足」とまくし立てたが、これだけではなかった。

 球団関係者によると、原監督は川口投手総合コーチにも厳しい口調で“指導”。チーム事情が事情だけに、声のボルテージが上がったり、語気が強くなるのはよくあること。監督とコーチが意見をぶつけ合うのは珍しいことではないとはいえ、目撃した選手の中には、「緊急事態」と受け止める者もいた。そのあとのコーチと選手で行ったミーティングで、「川相ヘッドが吉原さん(バッテリーコーチ)を選手の前で叱責。かなりヒートアップした」(事情通)というからなおさらだ。

 ダントツの優勝候補に挙げられた巨人が5月半ばに監督とコーチが意見を戦わさなくてはいけないこと自体、確かに緊急事態かもしれない。巨人がおかしくなり始めた。

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2014.05.18|コメント(-)トラックバック(-)
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