来季以降の交流戦の試合数で、セ・リーグが現行の各チーム24試合制から半減となる12試合制を提案していることが19日、関係者の話で分かった。削減案は日本野球機構(NPB)の事業推進委員会で協議されている。
関係者の話をまとめると、削減案は主催試合を隔年とする2連戦方式。日程を縮めた分、シーズンを早めに終了させ、11月に常設化した野球日本代表「侍ジャパン」の試合を組むなどの狙いもある。セの球団幹部の1人は「検討している案の一つ」と話している。
交流戦の試合数をめぐっては、昨季、セが主催試合を隔年とする3連戦方式の18試合制への削減を提案。現状維持を主張するパとの話し合いは平行線で、継続審議となっていた。