新日本プロレス春の最強決定戦「NEW JAPAN CUP 2014」優勝決定戦(同日に準決勝・決勝)が23日、兵庫・ベイコム総合体育館で開催され、超満員札止めとなる5800人を動員した。
NJC決勝では、準決勝で鈴木みのるの左腕殺しを乗り切った中邑真輔とシェルトン・X・ベンジャミンを5分も掛からず仕留めたキング・ファレが激突。試合は中邑がバレットクラブの介入やバッティングで大流血しながらも、最後はボマイェを連発し3カウントを奪った。
優勝者に与えられる4.6両国大会でのIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカか、IWGPインターコンチネンタル(IC)王者・棚橋弘至のどちらかへの挑戦権には、中邑は「どーしよっかなー」と迷った末に、「愛してまーす」と棚橋を指名。今年の1.4東京ドーム、2.9広島サンプラザと、2度に渡ってIC王座を争った宿敵との3度目の対決を決意した。