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HSBCウーマンズ・チャンピオンズ ポーラ・クリーマー ランを出して飛距離アップ - news15

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2025.09.15|コメント(-)トラックバック(-)

HSBCウーマンズ・チャンピオンズ ポーラ・クリーマー ランを出して飛距離アップ


 【勝者のワザ】首位のカリー・ウェブに4打差の7アンダーで最終日をスタートしたポーラ・クリーマーが、69をマークして逆転、通算10アンダーでホールアウトした。このスコアに並んできたのは、ウェブとともに最終組でのプレーとなったアサハラ・ムニョスだった。ウェブは通算9アンダーで3位フィニッシュとなった。優勝は、クリーマーとムニョスによるプレーオフに持ち込まれた。

 18番パー5で行われたサドンデスのプレーオフ。1ホール目は、ともにバーディーパットを決められずに再びティーグラウンドに戻って2ホール目に臨んだ。ムニョスはレイアップからの第3打をピン2・5メートルにつけた。クリーマーは、260ヤードのビッグドライブの後、フェアウエーからの第2打でグリーンをとらえていた。左のピンに対して、クリーマーのボールは右サイド。カップまで23メートルの位置だった。カップまでは大きく曲がるフックラインで、しかもマウンドを超えて下りになる難しいパットが残った。

 このイーグルパットがカップ真ん中から決まって、優勝が決まった。実に2010年の全米女子オープン以来4年ぶりのツアー通算10勝目だった。

 オフに「例年以上にハードな練習に取り組んだ。ロングゲーム、ショートゲーム、パッティングすべての精度を高めたかった。フィジカルトレーニングも加えて、今シーズンは、自信を持って迎えられた」とクリーマー。

 とはいえ、23メートルものイーグルパットを練習の成果だとは言わなかった。「あれは、2パットでおさめるのも難しい状況だと思っていた。とにかくマウンドをぎりぎりに越えるだけのスピードで打ち、越えたらあとは祈るしかなかった」

 それがカップに飛び込んでしまったのだから、グリーン上を走り、飛び跳ねての喜びようもうなずけるものだった。

 クリーマーはけっしてロングヒッターではなく、正確なショットをつなげていくステディーなゴルフを身上とするタイプだ。ところが、プレーオフ2ホール目のパー5での2オンが物語るように、明らかに飛距離アップを果たしていた。これは、オフのハードな練習の成果であろう。

 同時にドライバーを最新モデルに切り替え、これが「今までより15ヤードは飛ぶようになった」最大の理由だ。キャリーだけでなく、落下してからのボールの勢いが消えずにランも加わるようになった。

 アマチュアの場合、飛距離アップというと、どうしてもキャリーに目が向きがちだが、実は、ランで飛距離を伸ばすことの方が、ずっと易しく、即効性もある。打ち方もあるのだが、そんなに練習する時間がないというなら、“ラン”の出るドライバーに持ち替えるのが手っ取り早い。

 ■Paula Creamer 1986年8月5日生まれ、米カリフォルニア州マウンテンビュー出身。10歳でゴルフを始め、アマチュア時代に数々のタイトルを獲得。2004年にプロ転向。05年「サイベース・クラシック」で18歳9カ月でツアー初優勝し、当時の女子ツアー最年少優勝記録を更新した。10年「全米女子オープン選手権」でメジャー初制覇。今季「HSBCチャンピオンズ」を逆転で制し、節目の10勝目。175センチ、59キロ。

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2014.03.17|コメント(-)トラックバック(-)
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