メッツ戦で6勝目をあげたヤンキースの田中将大投手(25)が、米メディアをジャックした。15日(日本時間16日)の主要米各紙のほとんどが田中を絶賛した。
ニューヨーク・デーリー・ニューズ紙は「田中はチームの序盤のMVPだ」と評した。USA TODAY紙も「田中がボールを握れば、すべての問題が消えてなくなる」としている。
1億5500万ドル(約160億円)の大型契約は話題を呼んだが、MLB公式サイトは「田中は前宣伝以上」と報じ、ニューズデー紙は「カネで愛は買えないが、カネがあれば完封投手を買い、チームにつかの間の平安をもたらすことはできる」と伝えている。
田中の課題として、CBSスポーツは「次のステップはアジャストメント(適応)に対するアジャストメントだ。相手打者が必ず対処法を編み出すのでそのあとにどうするか」と報じた。
しかし、ESPNは、「田中が負けることがあるのだろうか? すでに去年(24勝0敗)の4分の1まで来た」と舌を巻いている。