世界ボクシング協会(WBA)スーパーフライ級王座決定戦(26日、後楽園ホール)の調印式と前日計量が25日、東京都内で行われ、同級2位の元王者、河野公平(ワタナベ)は52・1キロのリミットで、同級1位のデンカオセーン・カオウィチット(タイ)は51・6キロでパスした。
河野は過去、タイ選手相手に5戦全勝(4KO)。「相性が良いと思う。今回は激しい打ち合いになると思うけど、そこを打ち勝ってこそ世界王者」と意気込んだ。37歳のデンカオセーンは「以前よりパンチのコンビネーションが良くなった。経験を使って戦う」と静かに語った。