NHKは24日、来年3月末からから放送される連続テレビ小説が、石川県の能登地方を主な舞台にパティシエを目指すヒロイン、希(まれ)の半生を描く「まれ」に決まったと発表した。「花子とアン」「マッサン」の後番組。
幼少期に東京から能登半島に引っ越してきた希は、夢を追って失敗ばかりしている父を反面教師に育ち、一度は公務員になる。しかし、パティシエになりたいという自身の夢を見つめ直し、さまざまな試練を乗り越えていく。
脚本はドラマ「Tomorrow~陽はまたのぼる~」(TBS系)などを手掛けた篠崎絵里子さんが担当する。ヒロインはオーディションで夏ごろに決める予定。
篠崎さんは24日の会見で「朝ドラは自分の生き方を試されるような恐怖もあるが、視聴者全員に愛される物語を紡げたら」と意気込みを語った。