チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は、13日のプレミアリーグ第34節の試合で対戦するスウォンジー・シティを警戒するとともに、欧州の大会と国内リーグを並行して戦う日程の難しさについてもコメントしている。
今季チャンピオンズリーグ(CL)で準決勝まで勝ち上がる一方で、プレミアリーグでも優勝戦線に残っているチェルシー。リヴァプールとマンチェスター・シティが直接対決で勝ち点を分け合う隙に、確実に3ポイントを加えたいところだ。
だが火曜日にCL準々決勝セカンドレグのパリ・サンジェルマン戦を戦ったチェルシーは、日程面で不利な状況での試合となる。スウォンジー戦に向けてのモウリーニョ監督のコメントをクラブ公式サイトが伝えた。
「いつも難しいものだ。欧州の大会に参加しているチームは、そうでないチームよりも大変だ。たとえばスウォンジーも、今はヨーロッパリーグに残っていないが、最初は出場していた。そのために今季のプレミアリーグでの戦いは、昨シーズンとは異なるものになっている」
「おそらく来シーズンのリヴァプールも今季とは違ってくるだろう。CLに出場して、ある大会からまた別の大会へと転戦しなければならないのは簡単ではない」
昨季は9位に躍進したスウォンジーだが、今季は前節終了時点で15位と苦戦。それでもモウリーニョ監督は日曜日に対戦する相手を十分に警戒している。
「彼らには哲学があり、独自のプレースタイルがある。選手たちもそのスタイルに非常に合っているので、そこはあまり変わっていないと思う。ウィルフリード・ボニーは危険だし、しばらく離脱していたミチュも戻ってきている。ウインガーにはスピードがある」
「中盤はどの選手もシュートを打ってくる。ジョナサン・デ・グズマンやジョンジョ・シェルベイはエリア内に入ってきてシュートを打てる。良いチームだよ」
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