メッツとマイナー契約の松坂大輔投手(33)は13日(日本時間14日)、フロリダ州ビエラでナショナルズとのオープン戦に先発。3回2/3を2安打1失点、4奪三振、無四球と好投。先発5番手争いに手応えを感じた様子だった。
初回先頭打者に二塁打を打たれ、1死後、三盗を許し、強打の3番、ブライス・ハーパー(21)の二ゴロの間に1点を先制された。2回も安打と二盗、さらに暴投で2死三塁を招いたが、無失点で切り抜けた。3回は3者凡退。4回には先頭のハーパーを空振り三振に打ち取った。オープン戦の通算成績は3試合、7回2/3を投げて被安打11、4失点。防御率は3・52。
松坂と先発5番手を争ってきた左腕ラナンが中継ぎに回る可能性が高くなり、松坂本人は「僕が決めることではないのでどう言えばいいのかわからないが、(先発5番手に入ることを)期待して、準備してきたつもりだ。ここまでのピッチングには満足している」と話した。
テリー・コリンズ監督は「どんな球種でも投げられる。打者のタイミングをうまく外していた」と松坂を評価した。