静岡国際(3日、静岡スタジアム)男子200メートルは飯塚が勝負強さを見せ優勝をさらった。予選は加速に失敗。決勝は不本意な大外の9レーンに入れられた。それでも「うまくカーブを抜けて、これはいけると思った」と直線に出たあたりからぐっと前に出て、好調の高瀬に競り勝った。
調子のピークを6月の日本選手権以降に合わせる中、「この時期に20秒3台で勝ち切れたことは評価できる」と収穫を挙げ、一方で「予選の1発目からしっかり走れないといけない」と反省も忘れなかった。
<サイバーエージェントレディス 2日目◇3日◇鶴舞カントリー倶楽部・西コース(6,515ヤード・パー72)>
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千葉県にある鶴舞CCで開催中の国内女子ツアー「サイバーエージェントレディス」2日目。注目のアマチュアで、堀奈津佳の妹である堀琴音がトータル8アンダーで首位タイに浮上した。
5位タイからスタートした堀は3番でバーディを奪うと、5番、6番でグリーン上同じようなところからのフックラインを共に読みきり連続バーディ。7番でボギーを叩くも、9番のセカンドショットでピン横2メートルにつけバーディ奪取。良い形でフロントナインを終えた。
後半に入ってもいい流れを継続し11番で早速バーディを奪うと圧巻は17番。「入ると思っていなかった。2パットであがろうと思っていました(笑)」と13メートルの距離からのパッティングは、今大会の堀を象徴するかのようにカップに吸い込まれ、首位に並ぶバーディ。18番をパーとして、後半でもスコアを2つ伸ばし6バーディ・2ボギーの“67”でホールアウト。トップタイで最終日を迎えることとなった。
昨日、プロの試合で初めて60台を出した堀。その喜び覚めやらぬ今日、さらに良いゴルフで2日続けて自己最高のスコアを出した。「ほぼ100点です。運が良かったのもありますが、少しは上手くなったのかなぁ」と手放しに喜んだ。
明日は最終日最終組でスタート。実力者の申ジエと同じアマチュアの森田遥とのラウンドだが、「2人とも自分より技術が上の人なので、優勝は考えていません。スコアを意識せず楽しみたいという気持ちでいっぱいです」と気負いはない。
首位タイでもあくまで目標は30位以内に入ること。「明日どうなるか分からないし、この目標を達成できたら自信につながると思います」と謙虚な気持ちで最終日に臨む。姉の初優勝を現地で見ながら「うらやましいけど、自分はまだまだ」と思っていた栄冠は目前だ。
(撮影:岩本芳弘)<ゴルフ情報ALBA.Net>
卓球の世界選手権団体戦が2日、東京・国立代々木競技場で行われ、世界ランク3位の日本男子は準々決勝でポルトガル(同6位)を3-0で下し、準決勝進出を決めた。今大会は3位決定戦が行われないため、メダルが確定した。
今大会2回目の対戦となるポルトガル。第1試合は、丹羽孝希(明治大)がストレースで勝つと、第2試合もエースの水谷隼(DIOジャパン)が危なげなく3-0で勝利。続く第3試合は、松平健太(ホリプロ)が3-1で退け、日本男子が3-0で勝った。
日本男子は4日に行われる準決勝で、ドイツとシンガポールの勝者と決勝進出を懸けて戦う。
以下、試合後の倉嶋洋介監督のコメント。
「思っていた以上に、選手のプレーがすばらしかったです。特に1番の丹羽は、前回1回出ていたので慣れられて苦戦するかなと思いましたが、逆に相手のボールに慣れて、彼得意のカウンターや前陣の速攻が決まっていました。この大一番のトップでこの仕事をするのはさすがだなと思いました。
(選手のパフォーマンスが一次リーグより格段に上がったように見えたが)調子自体はみんな悪くないんですけど、精神的な部分であったりとか試合の中での駆け引きがいまいちだったのかなと。今日みたいな冴(さ)えが出てくると、選手は調子が出てきます。今日はそういうところがよく決まっていたなと思います」