フィギュアスケート・世界選手権第2日(27日、さいたまスーパーアリーナ)女子ショートプログラム(SP)を行い、鈴木明子(29)=邦和スポーツランド=は自己ベストの71・02点で4位。今大会での引退を明言している鈴木は、冒頭の3回転トーループの連続ジャンプを成功させ波に乗った。ノーミスで最後のポーズを決めると感極まった表情。自己ベストを3点以上更新する71・02点の4位に「フリーは悔いなく最後までやりきって、これが私のスケートといえるようにすべての思いを込めて滑りたい」。28日が29歳の誕生日のベテランが、集大成の演技に万感の思いを込める。