世界卓球団体選手権(4月28日~5月5日、東京・国立代々木競技場など)へ向けた日本代表の公開練習が22日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで行われ、水谷隼(DIOジャパン)、石川佳純(全農)ら男女8人のメンバーが汗を流した。
女子は、最年少の18歳・森さくら(昇陽高)がインフルエンザのため練習を欠席するも、ほかの4人は元気な姿を見せた。エースの石川も、男子選手相手にキレのあるスマッシュを打ち込むなどして動きを確認。「練習はたくさんやってきたので、あとはしっかり調整して、本番で自分に負けないように思いっきり戦いたい」と自信をのぞかせた。
一方、男子はチームの主軸となる水谷が、自身の持ち味であるプレー領域の広さを生かすべく、昨年夏から4キロ減量。「体の状態としては、今までで一番良い」と状態の良さをうかがわせた。また岸川聖也(ファースト)は、地元開催のプレッシャーを力に変えるべく「精神面の調整をしっかりして大会を迎えたい」と気持ちを引き締めていた。
海外遠征中の丹羽孝希(明治大)も本日中には代表に合流予定で、6日後に迫った大舞台へ順調に準備が進んでいる。
大会は28日に開幕。日本代表はグループ予選初戦で男子がギリシャと、女子がベラルーシと戦う。