
陸上のセイコー・ゴールデングランプリ東京が11日、東京・国立競技場で行われ、男子200メートルでは、2012年ロンドン五輪代表の高瀬慧(富士通)が20秒75(向かい風1.2メートル)で日本人最高の3位に入った。昨年の日本選手権で同種目を制した飯塚翔太(ミズノ)は21秒24の7位に終わった。
以下、レース後の高瀬、飯塚のコメント。
■高瀬慧
「疲労がたまっている中でどれだけ自分の力が発揮できるかというレースでした。タイム的にはちょっと不満な点が残ったことと、海外の選手に競り負けてしまったことが課題。前半のコーナーでの差のままいってしまったというのがあるので、そこをもう少し突き詰めてスピードに乗せていけるような走りができたらもっとタイムが出ると思います。冬にやってきたことがしっかりと形として出てきているので、春の段階では合格点です」
■飯塚翔太
「今日は勝ちにいったんですけど、3日の静岡(国際)の疲れが取れていなくて……。調整不足、準備不足でしょうか。敗因はメンタルですね。スタートラインに立った時から迷いというか、いろいろなところに意識がいってしまって。自分の弱さですね」