
ソチ冬季パラリンピックは8日、ロシア・ソチで大会第1日が行われ、アルペンスキー男子滑降・座位で狩野亮(マルハン)が1分23秒80で優勝、今大会日本人初の金メダルを獲得した。また、3位に1分24秒75で鈴木猛史(駿河台大学職員)が入り銅メダルを獲得。バイアスロン男子7.5キロ・座位では久保恒造(日立ソリューションズ)が21分45秒6で銅メダルを獲得するなど、初日からメダルラッシュとなった。
狩野はスタートを取りやめた選手を含めて22人中10人が棄権する荒れたレースを冷静に滑り切った。コース序盤こそ、それまでのトップだったカナダ選手に遅れをとったものの、棄権者が多い状況に「緩斜面となる後半が勝負」と後半で巻き返した。
これで狩野は冬季大会として日本人初となる2大会連続の金メダル。滑降種目としても男子で初めての金メダリストとなった。「前回(バンクーバー)はがむしゃらに楽しんで滑っての金、今回は4年間、今大会を見据えて狙っての金メダル。今回の方がうれしいですね」と喜んだ。
そのほか、日本人選手の結果は、アルペンスキー男子滑降では立位の三澤拓(キッセイ薬品工業)が9位、小池岳太(セントラルスポーツ)は途中棄権、座位は森井大輝(富士通セミコンダクター)と夏目堅司(ジャパンライフ)が途中棄権した。一方、バイアスロン男子7.5キロ・立位は佐藤圭一(エイベックス・グループ・ホールディングス)が13位。女子6キロ・立位は太田渉子(日立ソリューションズ)が6位入賞、出来島桃子(新発田市役所)が8位入賞、阿部友里香(盛岡南高)は13位だった。