
ソチ冬季パラリンピックは10日、ロシア・ソチで大会第3日が行われ、クロスカントリースキー男子20キロ(4キロ×5周)・クラシカルの立位では、バンクーバー大会で2個の金メダルに輝いた新田佳浩(日立ソリューションズ)が54分10秒2で4位入賞した。
新田は序盤こそ強豪ロシア勢に迫るタイムで滑ったが、2週目以降、徐々に上位選手に離され、最後は3位と2分以上の差をつけられ、メダルを逃した。ゴールをした新田はしばらく立ち上げることができず、その間に「メダル争いに絡めなかったのは悔しいですが、4年間(いろいろ)あった中で滑ることができて良かった」と、結果が出ない時期や最愛の祖父の死、そして子どもの誕生などさまざまなことを経験した4年間に思いをはせた。
競技後、新田は「おじいちゃんとおばあちゃんいるよねって。期待をしていたと思いますが、ごめんね、頑張ったよと……」と2009年に亡くなった祖母と11年に亡くなった祖父を思い、涙ながらに語った。また、「大きい存在」という家族に対し「感謝、感謝です」と目をぬぐった。
同女子15キロ(3キロ×5周)クラシカルの立位では阿部友里香(盛岡南高/日立ソリューションズ)が粘りの走りを見せ、初出場で8位入賞した。
アルペンスキー女子スーパー大回転・座位では初出場の村岡桃佳(正智深谷高)が初戦を迎えたが失格となった。