忍者ブログ

巨人開幕投手・菅野の連勝を誰よりもNHKが喜んだワケ - news15

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2025.08.27|コメント(-)トラックバック(-)

巨人開幕投手・菅野の連勝を誰よりもNHKが喜んだワケ


 敵地ナゴヤドームに乗り込んだ4日の中日戦で8回を4安打無失点。開幕戦に続いて連勝となった巨人・菅野智之(24)の好投を誰よりも喜んだのがNHKではなかったか。2年目でエース内海との開幕投手争いを制した菅野。テレビ局関係者がこう言う。

「オフの間からこの2人にはテレビが密着していたんです。内海はTBS、菅野はNHK。担当者にしてみれば、『どうせなら開幕投手の方が番組にハクがつく』が本音。TBSの方はすでに放送されたけど、NHKの放送日は偶然にもこの日(4日)の深夜だった。昨年12月の米アリゾナ自主トレにも付いていって長期密着。NHK関係者はキャンプ中から『せっかくアリゾナにも行ったんだし、何としても開幕投手になってもらって連勝だったら最高なんだけど』と強く願っていましたね」

 NHK対TBSの“開幕戦争”はNHKに軍配が上がった格好だ。菅野はテレビカメラに一挙手一投足を追われながら、ストレートの強化に取り組んできた。この日は番組の一つのテーマだった最速151キロの直球でグイグイ押して、中日打線の「変化球投手」というイメージを逆手に取った。まさか放送日だから直球の割合を増やしたわけではないだろうが、結果として番組の内容にマッチした投球でもあったのだ。

 菅野の好投で、原監督は史上15人目となる通算800勝目。「800勝? 今聞いたけど意識していなかった。私の力は数%だから」と言いながらも笑顔。菅野は「監督の800勝に携わることができてうれしい。もっともっと勝利に貢献したい。前回はいい内容ではなかったので気持ちが入っていた」とこちらも納得の表情だった。

 開幕投手に抜擢した甥っ子に節目の勝利をプレゼントされた伯父さんより、思惑通りの2連勝スタートで、数カ月の密着取材の苦労が報われたNHK関係者の方がよっぽどうれしそうだった。

PR

2014.04.08|コメント(-)トラックバック(-)
Copyright © news15 All Rights Reserved.
当サイトのテキストや画像等すべての転載転用・商用販売を固く禁じます
忍者ブログ[PR]