「新加入の投手はいるにはいるけど、今年も巨人戦は打ち合いになるでしょう。ウチは打ち勝つしかないと思う」
開幕前、DeNAの川村投手コーチはこう漏らしていた。それがこの日、現実となった。
2日の巨人戦。DeNAは八回が始まる前の時点で5点リード。ファンも「きょうこそ勝てる」と思ったはずだ。
ところが、中畑監督(60)は5番手で新人の平田を投入。ここから試合が暗転した。平田は打者5人に対して3安打1死球で4点を献上。巨人打線に火をつけると、6番手の山口も勢いを止められず、6失点と炎上。この回だけで10失点、終わってみれば大逆転負けだ。
■スタンドから「辞めちまえー!」のヤジ
中畑監督は試合後、報道陣に質問される前に自ら切り出した。
「後半の継投にスキがあった。勝ちパターンでそれなりの投手を投入しないといけないんだなと。セーブがつく、つかないという問題じゃなくて、この相手(巨人)に対しては、それを考えちゃいけない。八回、九回をしっかりした継投でいかないといけなかった」
いまのDeNAに、巨人戦でセーフティーリードがあるとは思えない。
「完全に中畑監督の采配ミス。これに尽きます。ガッカリです」と、ベイスターズファンの亀井肇氏(新語アナリスト)も嘆き節だ。
「本拠地開幕戦は1-2で負けたものの、今年は巨人と対等に戦えると思ったんですが……。この日も、八回までは勝ったぞ! と本気で思ってたら、八回のマウンドには勝ちパターンの山口でなく新人の平田君。巨人相手にいいゲームをして、お調子モノの中畑監督が色気を出しちゃった。昨日の試合も台無しで、今年も巨人には勝てそうにありませんね」
雨の横浜スタジアムのDeNAファンからは案の定、「キヨシー、何やってんだー! 辞めちまえー!」とヤジが飛んだ。
「一番ショックなのはスタンドにいるお客さん。喜ばせておいてファンにホントに申し訳ない。取り返しのつかない敗戦だったと思う」と振り返った中畑監督。口では「打倒巨人」と言いながら、こんなヘボ試合をやっているようでは、ファンに見放される。