競泳の日本選手権が10日、パンパシフィック大会(8月、豪州)とアジア大会(9月、韓国)の代表選考を兼ねて東京・江東区の辰巳国際水泳場で開幕し、男子100メートル平泳ぎで北島康介(アクエリアス)は7位に終わった。優勝は1分00秒07で小関也朱篤(ミキハウス)。
1位から8位までのタイム差が0秒73の大混戦のレースだった。レースを終えた北島は自分自身に言い聞かせるように「上出来だと思う」と振り返った。大会最終日の13日には男子200m平泳ぎも控える大ベテラン。「まだまだやめられない」と次のレースへの意気込みを語った。
◆北島康介(1分00秒67)
いやぁ…。上出来だと思う。混戦だったので召集所から緊張感がある雰囲気の中でレースができたのは非常に良かった。(若手は)記録的にはそんなに速い選手が出てきていないので、もう少し頑張ってほしいのが正直な感想。まだまだやめられない。やめるきっかけが欲しい(笑)。