6月開幕のサッカー・ブラジルW杯に出場する日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(61)が10日、海外組の視察のためドイツ・ミュンヘン行きのルフトハンザ機で出発。羽田空港で搭乗前に取材に応じ「海外組のコンディションを見ておきたい」と目的を明かした。
前日9日までは3日間の短期合宿で、FW南野拓実(19)=C大阪=ら若手のJリーガーをチェックした。5月12日のW杯メンバー23人の発表に向け、「興味のある選手をできるだけ多く見ておきたい。焦ってリストを作る必要はない。いまは情報を集めることが大切」と語った。まずはDF酒井宏樹(23)=ハノーバー、MF細貝萌(27)=ヘルタ=の試合を視察。滞在期間は約2週間で、4月下旬に日本に戻る。