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オリックス編成部長・加藤康幸さん、昨年は楽天…マー君の24連勝を語る - news15

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2026.02.06|コメント(-)トラックバック(-)

オリックス編成部長・加藤康幸さん、昨年は楽天…マー君の24連勝を語る


 【新・関西笑談】オリックス球団副本部長兼編成部長・加藤康幸さん

 --昨年まで所属された楽天は、エース田中将大投手(現ヤンキース)が24連勝。日本一に貢献した上に、負けないマー君が大きな話題になりました

 加藤 星野監督の演出能力の高さというのもありました。ルーキーの則本(昴大)を開幕投手にしたのもそうですよ。その年のドラフト1位は将来性の森雄大(東福岡高)。2位の則本は抑えでも中継ぎでも先発でも、すぐに使えると思ってこちらも獲っている。則本も田中もいかに気持ちよく投げさせてやれるか。それをまず考えるのは、星野さんが投手出身だからでしょうね。田中は(昨年3月開催の)ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)であまり調子がよくなかったですし、負担を感じて投げるようだと、チーム全体がガチガチになってしまう。このことに関しては星野さんとよく王さんのときの話をしました。

 --どのような

 加藤 平成11年にダイエーが日本一になったとき、王さんはエースの工藤(公康)さん(現野球評論家)を毎週火曜日に投げさせたんです。週の頭、6連戦。火曜日に勝たないと、連勝はない。左の工藤さんが投げた次の日は右の吉武(真太郎)。僕がやってきたテニスでもそうですけど、球の軌道が変わると打つ側のポジショニングも変わってくるんです。

 楽天もまず田中がいって、次の日は左の川井(貴志)や辛島(航)がいく。田中より球速は遅い。3戦目は右のダックワース。彼のストレートもぐにゅぐにゅ動く。これだと、相手も大変でしょ。こういうことを僕は素人なりに、ズケズケと意見するんです。星野さんはそれを「バカだな」というのじゃなく、「おもしろい」と受け入れてくれる。でも、こうも言われました。「お前だけだよな。こんなにしつこく言ってくるのは」と笑ってましたけどね。

 --そういう戦略があったわけですね

 加藤 田中のところでは負けられない。もう、甲子園の決勝みたいな感じになっていましたね。控えの選手でも、三回、四回くらいから「代走があるかもしれない」とか言って立ち上がったり、「守りがあるな」とグラブをたたいてポーズを取ったりするんです。強いチームって、こうなってくるんだなと思いました。

 --その積み重ねが、24連勝なんですね

 加藤 (田中)将大の人間性もありますね。18歳でプロに入ってきて歯を食いしばって、チームの勝利に貢献してきた。勝つというより、田中で負けるわけにいかない。彼の姿を見てきて、みんながそう思うんですよ。

 普段の彼は寡黙で、決して無駄なことを言わない。それでも、たまにぼそっといいことを言う。その観察力がすごい。バッターに対しても、われわれフロントに対してもです。星野さんは「ああいう連中と一緒に野球をやれる。その喜びを感じるよな」って言うんですが、その通りだと思いましたね。しかし、そういうところを、口に出して言えるあたりが星野さんはうまいんですよね。(聞き手 喜瀬雅則)

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2014.03.11|コメント(-)トラックバック(-)
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