IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ(23日、大阪城ホール)3年ぶりに世界王座に挑んだ元世界2階級王者でIBF世界Sバンタム級13位の長谷川穂積(33)=真正=は、同級王者キコ・マルティネス(28)=スペイン=に7回1分20秒TKO負けし、日本選手で亀田興毅(27)=亀田=以来2人目となる世界3階級制覇はならなかった。試合後は右眼窩底骨折などで緊急入院。一時代を築いた実力者は、引退が確実となった。
復活をかけた長谷川は7回TKO負け。日本選手2人目となる世界3階級制覇の夢は破れ、グローブを置くことが確実となった。
「ありがとうございました。また改めて会見させていただきます」
試合後、か細い声で言い残すと、大阪市内の病院に向かった。「右眼窩底と鼻骨の骨折」と診断され、神戸市内の病院に入院した。
王者の強打に屈した。序盤は足でさばいて距離を保つプランだったが、2回に右フックで最初のダウン。その後は激しい打ち合いで応戦したが、7回に左フックで2度目のダウンを喫し、立ち上がったところをまたも左フックを受け、血まみれで屈辱のレフェリーストップとなった。
ジムの山下正人会長(51)は進退について「本人の意思を尊重する。モチベーションが切れたらそれで終わり」とし、「ボクシング界に貢献した人間ですから、なんらかの場を設けます」と“引退会見”をしつらえることを示唆した。
WBC世界バンタム級タイトルを10度防衛。その後、2010年に母・裕美子さん(享年55)を大腸がんで亡くす悲しみを乗り越え、“飛び級”で同フェザー級も制して2階級制覇を成し遂げた。
「ずっとボクシングをやってきて、自分が本当に強いのか、知りたかった」。そんな思いで3年ぶりの世界戦に挑んだ。しかし、亡き母の誕生日に、父や、妻と2人の子供の目の前で壮絶に散った。一時代を築いた希代のサウスポーにも、引き際が間違いなくやってきた。
フェリペ・マッサは、今季ウイリアムズには大きなポテンシャルがあるにもかかわらず、不運によってあまりにも大量のポイントを失っていると嘆いた。
中国GPでは最初のピットストップでタイヤ装着のミスが起こり、マッサは1分近くを失った。チームがリヤタイヤを左右間違って装着しかけ、それを修正するために時間が大量にかかったのだ。
ウイリアムズのヘッド・オブ・ビークルパフォーマンス、ロブ・スメドレーは、なぜそのようなことが起きたのか、詳細を説明しようとはしなかったものの、二度と同じミスを繰り返さないよう対策を講じると語った。
「右側に左のタイヤを、左側には右のタイヤをつけようとした」とスメドレー。
「なぜそういうことが起きたのかを大まかに言うと、そういうことが起こらないようにするための優れた手順やプロセスがなかったからだ」
「こういうことが起こるのはよくないから修正する必要がある」
「月曜と火曜に何を解決すべきか、何を最優先すべきかを決めて、それに取り組む」
「(中国で)起きたことは本当に悔しい。中国だけでなくここ何戦かのことすべてがね」とマッサは述べている。マシンが速さを見せているにもかかわらず、マッサは4戦終了時点でわずか12ポイントでランキング11位にとどまっている。
「開幕戦では誰か(小林可夢偉)が僕を押し出した。(バーレーンでは)大量にポイントを失った。3位か4位を争っていたのにセーフティカーが出動し、結局7位でフィニッシュした」
「今回はまたトラブルによってポイントを取り損ねた。ペースの面で序盤はよかったと思うが運がなかった」
ウイリアムズは現在36ポイントを獲得しランキング6位となっているが、本来ならもっとポイントを取っていたはずだとマッサは考えている。
「(中国では)僕らのマシンにはフォース・インディアの前でフィニッシュする力があった。彼らは今、ランキング3位だ。彼らの前を目指してもっとポイントを取らなければならない」
「今回は(ランキング5位の)マクラーレンを抜くチャンスだったかもしれないんだ」
「対策を立てて、各レースでもっと安定したパフォーマンスを発揮してポイントを取り続ける必要がある」
マッサは、ロブ・スメドレーの指揮の下、中国GPのようなミスは減っていくと期待している。
「きちんとした体制と手順を整える必要がある。そのために僕らは努力しているし、僕自身、テスト初日から力になろうとしている」
「ロブはこういったことに関する重要な知識を持っているから期待できるよ。僕らは進歩していくはずだ」
[オートスポーツweb 2014年04月23日]
雲田はるこ「いとしの猫っ毛」3巻と、トリビュートブック「まるごとねこっけ」が、本日4月23日にリブレ出版より発売された。
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「まるごとねこっけ」には、雲田はること河内遙の対談や、雲田による「いとしの猫っ毛」描き下ろしマンガを収録。また、いくえみ綾、河内遙、依田沙江美、山田参助、ふみふみこ、四宮しの、青山十三、竹田昼、遠藤、金田淳子によるトリビュートも収められている。
そのほか「Citron」Vol.13とVol.19で組まれた「ねこっけ特集」を完全再録。こちらのトリビュートには、阿仁谷ユイジ、えすとえむ、雁須磨子、草間さかえ、志村貴子、田中相、たなと、釣巻和、秀良子、ヤマシタトモコらが参加していた。本編から選り抜いた「ベストねこっけ話」も再録しているので、初心者も手に取りやすい1冊だ。
まるごとねこっけ~雲田はるこ「いとしの猫っ毛」トリビュートブック~
・雲田はるこ×河内遙ねこっけ対談
・「いとしの猫っ毛」描き下ろしマンガ収録
・ねこっけ描き下ろしトリビュート
いくえみ綾、河内遙、依田沙江美、山田参助、ふみふみこ、四宮しの、青山十三、竹田昼、遠藤、金田淳子
・CitronVOL.13&19掲載「ねこっけ特集」を完全再録
・ねこっけトリビュート(再録)
会田薫、青木光恵、阿仁谷ユイジ、泉知佳(阿仁谷組)、糸井のぞ、宇野ジニア、えすとえむ、カシオ、雁須磨子、草間さかえ、彩景でりこ、紗久楽さわ、志村貴子、蛇龍どくろ、竹内佐千子、田中相、たなと、釣巻和、ニイマリコ(HOMMヨ)、新田祐克、日高ショーコ、秀良子、福田里香、藤生、三浦しをん、桃山なおこ、もろづみすみとも、ヤマシタトモコ
・ねこっけ入門!本編からよりぬいたベストねこっけ話を再録