セリエA第36節が4日に行われ、日本代表MF本田圭佑の所属する9位のミランと、日本代表DF長友佑都の所属する5位のインテルが対戦。ミランが1-0で勝利を収めた。長友はフル出場で、ベンチスタートの本田に出場機会はなかった。
試合後、インテルのブラジル代表MFエルナネスが敗戦を振り返った。クラブの公式HPがコメントを伝えている。
エルナネスは、「違う展開になるダービーを期待していたけど、残念ながらこのような結果になってしまった。自分たちのミスを把握しなければならない。ピッチでのポジショニングが良くなかったね」と、コメント。「結果を意識し過ぎずにピッチに上がっていたら、もっと積極的に伸び伸びとプレーできて、より良くスペースを利用することができただろう。後半にミランがペースを上げてきた時点で、僕たちは苦戦し始めたんだ」と、敗戦を振り返った。
そして、「ミランは非常に攻撃的なサッカーをする一方、スペースを与えてくれるという点がある。僕たちは、そのスペースを利用しようとしていた。最初はうまくやれていたけど、途中から気を緩めてしまった。そして、ミランの優れたポジショニングに苦しめられるようになったんだ」と、話した。
SOCCER KING
大したトラブルもなく、というより、もうすっかりメジャーに溶け込んでいるヤンキースの田中将大投手(25)。4月27日(日本時間28日)には、エンゼルス相手に最多の11K。2失点で負けはつかず、日本から続く不敗神話を続行させた。奪った三振は46個に達し、ア・リーグで3位に浮上した。
ヤンキース先発投手陣は現在火の車。ノバが右肘のトミー・ジョン手術を受けるため今季絶望。ピネダが松ヤニ投球で出場停止、CCサバシアと黒田は安定感に欠いている。早くも田中将は名門投手陣を支える存在になりつつある。
だが、まだ乗り越えていない厳しい“関門”が残っていた。メジャーでプレーする新人にとって、これを経験してこそ、ホンモノのメジャーリーガーになる。それは「仮装」だ。
「ルーキー・ヘイジング(新人いじめ)」とか「ルーキー・ラギング」と言われるこの行事。例えば試合後の移動の時、着替えを隠され、風変わりなといえば聞こえがいいが、時に恥ずかしい格好をさせられるから、する方も、される方も、さらには伝える方もヒートアップする。
同じヤンキースの松井秀喜選手はハリウッドスターのいで立ちで、とても似合っていたとか。井川慶選手は「オズの魔法使い」に出てくる悪の使いのサル。黒田博樹選手は超ハデな衣装に身をくるんだ。
恥ずかしい例(?)ではレンジャーズのダルビッシュがピカイチ。シンクロナイズドスイミングのスイムスーツ姿で遠征に出発し、本人は努めて無表情で試練を耐えた。
他にもアスレチックスに入った藪惠壹選手で芸者ガール、レイズの岩村明憲選手がお色気で知られるレストランのウエートレスにふんした。
今のメジャー挑戦に道を開いたドジャーズの野茂英雄選手は、真夏に分厚いコートを着て移動。「アラスカにでも行くのか」と冷やかされ、大汗をかいたとか。
メジャーに渡った日本選手のほとんどがこの洗礼を受けるが、中には大魔神・佐々木主浩選手のように“免除”されたケースもあったとか。実際には表に出なかっただけかもしれないが。
ところで、田中将の「Xデー」はいつか。通例なら、シーズンも終盤にさしかかってからだが、チームの状況によっては夏頃のこともある。どんなおかしな姿でスタジアム移動することになるのだろうか。有力候補は、登場のときにヤンキースタジアムに流れる、大好きな「ももクロ」のコスチューム!?
<FedexCupポイントランキング>
米国男子ツアー「ウェルズ・ファーゴ選手権」終了時点での最新FedexCupポイントランキングが発表された。同大会で度重なるアクシデントから復活を果たしツアー3勝目を挙げたJ・B・ホームズ(米国)が500ポイントを獲得し、先週の83位から65人を抜き去り18位に急浮上した。1位のジミー・ウォーカー(米国)ら上位6位までの選手には変動なく順位をキープしている。
同大会38位タイで終えた松山英樹には31ポイントが加算され、トータル511ポイントで1つ順位を上げ54位となった。また、国内ツアーに出場のため米ツアーを欠場していた石川遼はポイントは変わらず、先週の29位から2つ下げ31位となった。
【FedexCupポイントランキング】
1位:ジミー・ウォーカー(2,046pt)
2位:バッバ・ワトソン(1,840pt)
3位:マット・クチャー(1,436pt)
4位:パトリック・リード(1,364pt)
5位:ダスティン・ジョンソン(1,334pt)
6位:ハリス・イングリッシュ(1,290pt)
7位:クリス・カーク(1,189pt)
8位:ジョーダン・スピース(1,173pt)
9位:ザック・ジョンソン(1,095pt)
10位:マット・エブリー(1,051pt)
18位:J・B・ホームズ(845pt)
31位:石川遼(667pt)
54位:松山英樹(511pt)
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