チェルシーに所属するカメルーン代表FWサミュエル・エトーが、ジョゼ・モウリーニョ監督を“口撃”した。
モウリーニョ監督は今シーズン、チェルシーの攻撃力に不満を持っていた。シーズン中にはプライベートな会話がテレビに捉えられ、エトーの年齢を疑うような発言をしていた。
その後、エトーは「老人パフォーマンス」で年齢詐称疑惑に反応し、この夏にはワールドカップ(W杯)に臨む。エトーはこれからもトップレベルで戦えると確信しており、『africanfootball.com』で次のように述べた。
「今、僕は33歳だ。愚か者が僕のことを老人と呼んだからではないよ。老人が若手よりも優れていると気づいたかもしれない。僕がアメリカや中東で引退するものだと思っている人もいるけど、僕はチャンピオンズリーグの喜びを取り戻し、またその舞台で戦い続けるつもりだ」
「それがどこかって? 言うつもりはないよ。でも、心身ともに良い状態だと感じるから、まだプレーを続けるつもりだ。37歳になってもW杯に行くつもりだ。42歳でプレーした人もいるから、僕はあと2回W杯に出ることができるかもしれない」
エトーはチェルシーとの契約が満了となるため、夏に新天地を探すことになる見込みだ。
(C)Goal.com
現在FIAは、2014年のF1サウンドを向上させるためのソリューションを見つけようとしているが、フォース・インディアのチーム副代表、ボブ・ファーンリーは、人為的に変更しようとするのではなく、新しいF1をありのままに受け入れるべきであるとの意見を述べた。
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今年のF1には1.6リッターV6ターボのパワーユニットが導入され、昨年までの2.4リッターV8エンジンと比べると音が静かになり魅力が失われたとの批判が一部のファンなどから出ている。
これを受けてFIAはエンジンサウンドを大きくするための対策を行うことを決定、今週のバルセロナテスト2日目にメルセデスのマシンを使い“トランペット”エキゾーストのテストが行われた。
しかしファーンリーは、エキゾースト変更について聞かれ、「私はこの案には賛成ではない」と答えた。
「自分たちがしていることに人為的な変更を加える必要はないと思う」
「エンジンマニュファクチャラーは素晴らしい仕事をしているし、我々は非常に優れたショーを提供している」
「F1を音の面だけで判断していたら、誤った基準を用いることになってしまうかもしれない」
ファーンリーは、F1関係者同様ファンもF1の新しいサウンドに少しずつ慣れていくはずだと考えている。
「この新しい音が最先端のテクノロジーを示すものとして認識されるようになるはずだ」
「長年この世界にいる我々ですら、今ではGP2のマシンを見ると『少しうるさいな』と思うようになった」
「おかしなことに、数戦を経験すると、この信じられないほどの効率性に慣れ、V8を古く感じられるようになった」
「サウンドを人為的に変更する必要はない。昨年までとは世界が変わったのだ。過去にこだわり続けるのではなく、この世界を受け入れなければならない」
メルセデスのニコ・ロズベルグは、14日に“トランペット”エキゾーストを試した後、サウンド向上の効果は見られなかったと述べた。
[オートスポーツweb 2014年05月15日]