新『スター・ウォーズ』監督のJ・J・エイブラムスと、映画『ゼロ・グラビティ』のアルフォンソ・キュアロンがタッグを組んだ海外ドラマ「BELIEVE(原題)」がスターチャンネルで日本初独占放送されることが決定した。放送は2014年内を予定している。
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エイブラムスが製作総指揮を務めた同作は、不思議な力を持つが故に謎の組織から狙われる少女ボーと、彼女を守る使命を受けた死刑囚テイトが、逃走を続けるうちに絆を育んでいくさまを描いたドラマ。少女ボーがなぜ命を狙われているのか? テイトが護衛役に選ばれた理由は? 「LOST」のエイブラムスらしく、謎を畳み掛けるようなストーリー展開が魅力となっている。
キュアロンは第1話の脚本を担当。映画監督としての注目度が高いキュアロンだが、2001年の『天国の口、終りの楽園。』ではベネチア国際映画祭脚本賞を受賞し、アカデミー賞にもノミネートされるなど、脚本家としての実力も確か。視聴者の心をぐっとつかむキュアロン脚本の第1話に注目だ。
新人子役のジョニー・セコイヤをはじめ、これがドラマ初主演となるジェイク・マクラフリン、「ツイン・ピークス」のカイル・マクラクランなどが出演している。(編集部・福田麗)
海外ドラマ「BELIEVE(原題)」は2014年、スターチャンネルで日本初独占放送予定
フリーアナウンサーの高橋真麻が22日、アイドルグループ・ももいろクローバーZと一緒に撮影した写真を自身のブログで公開。興奮気味に喜ぶ様子をつづっている。
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22日に更新したブログで、「なんと! ももいろクローバーZさんと写真を撮ってもらいました!」と、ももクロメンバー5人と一緒に並んだ写真を公開した高橋は、「凄い!! やばい!! テンション上がります」と、大興奮。モノノフ(ももクロのファン)であるらしく、「コンサートのチケットが取れないのでDVDをみていますが いつか行ってみたい」とつづっている。
ももクロファンを公言している著名人は、ヤンキースの田中将大投手をはじめ、南海キャンディーズの山里亮太やドランクドラゴンの塚地武雅などのお笑い芸人、タレントの南明奈や、女優の二階堂ふみ、氣志團の綾小路翔など数多い。女子アナでは抜群の歌唱力で知られる高橋が、番組などでももクロの歌を披露する日も遠くはなさそうだ。
日本アカデミー賞「最優秀作品賞」に輝いた『舟を編む』の石井裕也監督の新作『ぼくたちの家族』の完成披露試写会が4月22日(火)に開催。石井監督を始め、妻夫木聡、原田美枝子、池松壮亮、長塚京三、黒川芽衣、原作者の早見和真が上映前の舞台挨拶に登壇した。
【“鬼嫁”黒川芽衣への不満を漏らす…妻夫木聡/大きい写真】
映画化もされた「ひゃくはち」などで知られる作家の早見さんが、自身の家族との体験を基に執筆した小説を映画化。母が脳腫瘍で「余命一週間」と宣告されたことで、浮き彫りになる、ずっと前から壊れていた家族の姿――それでも事態を少しでも良い方向に打開しようともがく息子たち、夫の姿を通じて家族の肖像を描き出す。
真面目で家族が抱える問題を一身に受け止めようとする長男を演じた、妻夫木さんは「思いをいっぱい込めて作った映画です」と語る。一方で「家族に『答え』はないし、(映画について)なんて言っていいのか正直、分からないし簡単じゃない。それぞれに家族の形があり、抱えているものがあると思います、この作品を通じてみなさんの家族の形を探していただければ」と真摯に呼びかける。
石井監督は、初タッグとなる妻夫木さんについて「30代になって特に、悩んで、うつむいて考え込む物憂げな表情がカッコいいと思っていた」と悩める長男役のオファーの理由を説明。妻夫木さんはこの言葉に「悩んでたのかな…?」と苦笑しつつも、「30代は悩みながら進んでいこうと思っていたので、それでオファーをいただけて良かったです」と笑顔を見せた。
池松さんは斜に構えた次男を演じたが、妻夫木さんとの兄弟役での共演に「嬉しかったです」とニッコリ。「10年くらい前、僕は妻夫木さんに似ていると言われていたんです…いまはこんな風になっちゃいましたが(苦笑)。だから勝手にシンパシーを感じてました。やっぱり監督の言葉を借りるなら、悩んでる姿がカッコよかったです!」と“兄”への憧憬を口にする。
黒川さんは妻夫木さんの妊娠中の妻を演じているが、時に夫に対し、義父母について厳しい言葉を口にすることも。「世の奥さま方は大変ですよね。そんなみなさんの代表として言わせてもらいました」と語るが、妻夫木さんは「鬼嫁にビシビシ言われました。結婚は当分いいかなと思った」と語り笑いを誘っていた。
長塚さんと原田さんは過去に幾度も夫婦を演じてきたが、長塚さんは「今回が一番よかった!」と胸を張る。原田さんは妻夫木さんと池松さんという世の母親が羨ましがりそうな息子たちについて「カッコよかったです」と微笑んだ。
原作者の早見さんは、原作のモデルとなった母親が昨年9月に亡くなったことに触れ「大往生でいい最期でした。田舎の小さな葬儀場だったんですが、ここにいるみなさんが花を送ってくださりまして」とキャスト陣と監督の心遣いに深く感謝。また妻夫木さんの姿に自分自身を重ねる部分もあったようで「妻夫木さんは僕が背負ったものを背負ってくれました」とその迫真の演技に対しても感謝の思いと称賛を口にしていた。
最後にマイクを握った石井監督は「どう言っていいのか分からない映画」と言いつつも、「すごい映画を作った自負はある」「わけ分からないものに真摯に向き合った達成感はあります」と自分の中の手応えを明かした。
『ぼくたちの家族』は5月24日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。