6月19日(木)に開幕する米国女子メジャー「全米女子オープン」の出場権をかけた日本地区最終予選会が東名古屋カントリークラブ西コースで行われ、成田美寿々、城間絵梨、穴井詩、渡邉彩香、アマチュアの橋本千里の5選手がパインハーストNo.2への切符を手にした。
1日36ホールの長丁場で行われたこの予選で大きな注目を集めたのが唯一アマチュアで通過を果たした橋本千里だ。橋本は開催コースの東名古屋CC所属の16歳。「KKT杯バンテリンレディス」をツアー史上最年少で制したアマチュア勝みなみと同年代の新鋭で、アマでは日本ジュニア2位などの成績を残している。この日はトータル3アンダーに並んだ2位タイ6人によるプレーオフに進み今季2勝を誇る一ノ瀬優希、同じアマチュアの野澤真央を退けて5枠に食い込んだ。
今季は勝を始め、森田遥、堀琴音、先週の「ほけんの窓口レディース」で優勝争いを演じた柏原明日架など女子アマチュア達の活躍が続いているが、世界最高峰の舞台をかけた戦いでも怖いものなしのアマチュアが躍動。その勢いはおさまるところを知らない。
<ゴルフ情報ALBA.Net>
モナコF1グランプリが5月22日から25日まで地中海に面したモナコ公国で開催される。多くの人々が夢にみるレースで、F1グランプリのファンやレーシングドライバーにとってモナコF1グランプリは特別の存在。
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22日からモナコ全体がF1グランプリ一色に染まり、モナコの伝説的なサーキットをレーシングカーが走り抜ける。決勝戦は25日午後2時スタート。世界の注目を集めるドライバーとレーシングカーが78周走行する。
決勝レース開始前、12時半からはドライバーたちのパレードもある。
また、モナコ公国の西側に位置するフォンビエイユ地区の中心にある『グレース公妃のバラ園』は開園30年を迎え、宝飾品ブランドであるピアジェの後援のもと8カ月にわたる拡張・改装工事を経て6月14日にリニューアルオープンする。
生涯花を愛したグレース公妃をしのんで、夫であるレーニエ3世公により1984年に造られた。栽培には、化学肥料や農薬などを一切使用せず、環境に配慮したエコロジーな庭園であることもエコ先進国モナコらしい特徴。
「今年はやるんじゃないか」
広島OBが自信ありげにこう言った。20日から開幕する交流戦。セ首位を快走する広島はひとつの正念場を迎える。昨季は11勝13敗で借金2。10年に野村監督が就任以来、4年連続負け越しで通算は37勝52敗7分け。19日、ソフトバンクとの開幕戦を前に練習した野村監督は、「勢いを本物にしていくためにも交流戦は大事。初めて勝ち越せるように」と意欲を燃やした。「鬼門」の突破が今季の優勝争いを左右しそうだ。
■1stストライクを「好球必打」の効果
前田健ら先発陣、一岡らリリーフ陣が安定する投手力は武器となりそうだが、キーマンとなるのは18日の巨人戦で2本塁打6打点の大活躍をするなど、打率.356、15本塁打、47打点と絶好調の主砲・エルドレッドか。パ球団のスコアラーはこう警戒する。
「今年のエルドは、変化球の見極め、選球眼がアップした。昨年までなら速いストレートを見せておいて、ボール球になる変化球でバットを振らせることができたが、今年はバットが止まる。球種別の安打割合を見ると、スライダーを打った時は打率.432(37打数16安打)とハイアベレージを残している。コースを目掛けてしっかり投げないと、簡単には打ち取れないと思う」
実際、エルドは「相手がストライクゾーンで勝負する状況をつくりたい」と言う。野村監督から「タイミングをゆっくり取って、バットを内から出すように」とアドバイスされ、変化球に対してタメをつくれるようになり、ボール球に手を出さなくなった。加えて、右投手に打率.342、左投手は打率.388と満遍なく打っており、カウント別の成績を見ても、0-0、1-0では打率.639、8本塁打。ファーストストライクを「好球必打」している。
「そうなると、投手はストライクゾーン、もしくはボールゾーンのスレスレの際どいコースに投げざるを得ない。失投やボール球が増えるので打者有利になる。パの投手は、セの投手と比べてストライクゾーンで勝負する傾向があるといわれるだけに、エルドにとって交流戦は望むところです」(前出の広島OB)
昨季のエルドは交流戦9試合で打率.226、2本塁打にとどまったが、打者として一皮むけた今季は、大いに活躍が期待できる。