メッツ・松坂大輔(33)のフラストレーションが爆発寸前だ。
今季はチーム事情もあり、ここまでリリーフで登板。13試合(計20回)で1勝0敗1セーブ、防御率2.25とまずまずの働きを見せているとはいえ、本人の先発復帰を熱望する気持ちは変わらないまま。
不慣れな役割を強いられ、調整や準備の難しさもあって疲労はピークに達しているのだろう。21日のドジャース戦は終始リードされた展開が続いただけに、出番なし。20日、1回3分の2を投げたこともあり、試合後は自らの判断で休養したと明かし「(登板の準備は)しませんでした」と憮然(ぶぜん)とした表情を見せ、苛立ちを隠さなかった。
これまで「与えられたところで結果を残すしかない」と話し、先発復帰の機会をうかがっていたが、それも絶望的だ。
ここにきて昨年10月にトミー・ジョン手術(ひじの腱の再建手術)を受けたエース右腕マット・ハービー(25)が驚異的に回復。来週にもキャッチボールなどを再開、順調なら8月にも実戦復帰する見込みだという。
メッツがポストシーズン進出を争っていれば、エース右腕を立てない手はない。松坂は最後までブルペン待機を強いられそうだ。
パリ・サンジェルマン(PSG)が、チェルシーDFダビド・ルイスに破格のオファーを準備しているようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
PSGは、D・ルイス獲得に際して移籍金5000万ポンドを提示したオファーを用意している模様だ。この金額で移籍が成立すれば、同選手は世界で最も高額な移籍金で移籍するディフェンダーとなる。
チェルシーは先日、DFジョン・テリーと1年の契約延長で合意した。また、ジョゼ・モウリーニョ監督はDFギャリー・ケイヒルをテリーとともにセンターバックで組ませることを好み、D・ルイスをボランチで起用することが多い。
さらに、チェルシーはアトレティコ・マドリーFWジエゴ・コスタを狙っており、資金の調達を目論んでいると見られている。そのため、D・ルイス売却を考慮するのではないかといわれている。
D・ルイスは、2011年にベンフィカからチェルシーに加入した。チェルシーとの契約を2016年まで残している。
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