
(オープン戦、巨人7-6阪神、10日、伊勢)巨人ドラフト1位・小林誠司捕手(24)=日本生命=が10日、阪神戦でプロ1号となる逆転満塁本塁打を放った。巨人が沢村栄治氏の「14」、阪神は西村幸生氏の「19」と、伊勢市出身のOBの背番号をつけた「伝統の巨人阪神戦80周年」を記念する一戦でイケメンルーキーが、左翼場外へ豪快な一発を放った。
3-6とリードされた八回無死満塁。小林は山本の初球、真ん中高めの直球をジャストミートした。打球はグングン伸びて場外に消えた。「打った瞬間は入るかなと思ったんですけど、切れるかなとも思った。驚きです。すごいうれしい」。人生で「初めて」というグランドスラムだ。24歳のイケメンルーキーは、ベンチで先輩たちに手荒い祝福を受けると、笑顔が広がった。
1949年以来、65年ぶりに伊勢市で行われた伝統の一戦。「そういう試合で打てて光栄です。偉大な先輩が築かれた巨人で、大好きな野球ができることは幸せな気持ちです」と感謝を口にする小林。原監督も「オープン戦とはいえ、ああいうところでああいう打撃ができるということは大きな可能性を感じる。実戦的というところを改めて強くした」と目を細めた。小林が開幕1軍をグイッと引き寄せた。
ロータスのプレシーズンテストが散々な内容だったにもかかわらず、パストール・マルドナドは2014年の移籍が正しい決断だったと考えている。
ユニークな2本牙を採用したロータスの新車E22は、初回のヘレステストを走れなかったばかりか、続く2度のバーレーンテストでも深刻な信頼性の問題に苦しみ、準備不足のままF1開幕戦の地オーストラリアに向かうことになった。
マルドナドは、昨シーズン末にウイリアムズを非難してチームを飛び出したが、プレシーズンテストではメルセデスとともにウイリアムズも印象的なパフォーマンスを見せた。
しかし、ウイリアムズ時代の2012年にスペインGPを制したマルドナドは、今年のロータス移籍が誤った選択ではないと主張している。
「これまででベストな決定というのが僕の見解だ」とマルドナド。
「風洞で最初にクルマを見たけど、素晴らしかった。完全に異なるクルマだ。パドックの中で最も興味深く美しいし、アグレッシブだ。彼らがデザイン面で本当に素晴らしい仕事をしたと思うよ」
おそらくロータスは、最も準備不足な状態でメルボルンに向かうことになり、ロマン・グロージャンもルノー陣営ではロータスが最も遅いと分析している。
だがマルドナドは、オーストラリアGPのパフォーマンスを移籍の判断材料と考えるべきではないと考えている。
「結果として(チームを移籍するという僕の決定が)良かったのか悪かったのかは分からない。だけど、まずはレースをする必要がある。シーズンは長いんだ」
[オートスポーツweb 2014年03月10日]
フロリダ州のトランプナショナルドラールで開催された「WGCキャデラック選手権」最終日。4オーバーの21位タイから出た松山英樹は3バーディ、1ボギー、2ダブルボギーの「74」で回り、通算6オーバーの34位タイで4日間の戦いを終えた。
米国男子ツアーのフォトギャラリー
多くの試合で日曜日に強さを発揮してきた姿は、影を潜めた。晴天に恵まれ、ビッグスコアも期待されたコンディションで、松山は前半から苦しんだ。3番で4メートル強のパットを外してボギーを叩くと、その後はなかなかチャンスを作れない。「今はスイングを色々と試している状況。昨日まで良い感覚で打てていたものが打てなくなった」
7番で右ラフからの2打目をグリーン左奥に大きく外し、続くアプローチはバックスイングを十分に取れないほど後方の木が近く、手前のラフへ。4打目のロブショットでもグリーンに乗らず、ダブルボギーを叩いた。さらに9番(パー3)ではティショットを右の池に打ち込み、2つ目のダボ。10番までにフェアウェイバンカーに入れたのが1回、グリーンサイドのガードバンカーに入れたのが5回と、本調子には程遠かった。
しかし転んでもただでは起きない。右手前からチップインさせた11番から2連続バーディ。15番(パー3)では第1打をピンそば2メートルにつけて3つ目を奪った。気分は「後半になって少し良くなって来たんで、もうハーフくらい行きたかった」くらい。
ただし、このサンデーバックナインも10番で4.5メートル、13番で2メートル、14番で3メートルなどバーディチャンスをことごとく外したこともあり、「4日間で10打くらい損をしている」とグリーン上の戦いを悔いた。「練習をショットとアプローチに重点を置いていたので、しかたないところもある。ショット、アプローチが良くなって来れば、パットにも比重を置けると思う」と今後に向けた練習のビジョンを描いた。
近日中に一時帰国し、次戦は4月のメジャー初戦「マスターズ」となる。1月から約2ヶ月間の米国滞在を「毎日、日本食ばかり食べていたので、あまりアメリカに来ている感じはなかったけれど(笑)。こっちのツアーでやる中で、ベスト10が1回しかなかったので、もっと練習していかなとダメだと思った」と振り返った。迎える4週間のオープンウィーク。疲弊した心身を整え、夢舞台に備える。(フロリダ州ドラール/桂川洋一)