
国内女子ツアー第4戦「アクサレディスin宮崎」が28日(金)、宮崎県のUMK CCで開幕する。昨年大会でツアー初勝利を飾った堀奈津佳は、前日のプロアマ大会に出場して連覇のかかるコースの感触を最終確認。今季はシーズン序盤のダッシュに苦しんでいるが、“生涯忘れられない場所”となったコースに「相性も良く、イメージもいい」と好感触を強調した。
不穏な空気も・・・2013年「アクサレディス」フォトギャラリー
天候不良の中で行われた昨年大会は、LPGAが初日、2日目に特別競技規則を次のように設定し、競技運営された。「スルーザグリーンにある球は罰なしに拾い上げて拭くことが出来る。球を拾い上げる前に、プレーヤーはその位置をマークしなければならない(マークしなかった場合は1打の罰)」――。
しかし、堀はこのルールを“プリファードライ”と解釈し、大会初日に数度ボールを6インチの範囲で動かしてプレーしていており、その事実が2日目のプレー終了後に判明した。LPGAは「処置に誤解を招く文章」で選手にルール告知していたことなど非を認め、堀の誤所からのプレーを無罰と裁定。結果として堀が2位に3打差をつけて初優勝を果たした。
そんなほろ苦い初優勝の騒動から1年が経過。昨年6月の「アース・モンダミンカップ」を72ホールのツアー最少ストローク記録となる通算21アンダーで制して、しっかり2勝目も挙げて経験値をさらに上げてきた堀は、「昨年は昨年、今年は今年。できることを頑張るだけです」と、わずかに残ったわだかまりも一掃とばかりに、意気込みを語った。「もし今年、昨年と同じ状況になったらどうするか?」という少し意地悪な質問にも「今の状況では正直分からない。この1年でたくさんのことを学んできたし、できることを頑張るだけですから」と胸を張って答えた。
何にも惑わされない、ただひたすら1打に集中して勝利へと邁進を続ける。この姿勢こそが堀の1年の成長と言えそうだ。(宮崎県宮崎市/糸井順子)
第86回選抜高校野球大会第6日第3試合(履正社7x-6駒大苫小牧、27日、甲子園)履正社(大阪)が1点を追う九回、立石の適時二塁打で同点とし、一死満塁から井上の犠飛で逆転サヨナラ勝ちした。三回途中から2番手でマウンドに上がった永谷は、無失点の好投を見せ勝利を呼び込んだ。
駒大苫小牧は一回、1回戦で1安打完封の履正社先発溝田から1番・伊藤優が三遊間を破る安打で出塁。2番・酒井が犠打を決め一死二塁。3番・安田は中飛に倒れるも、4番・若松が詰まりながらも中前に適時打を放ち先制する。
その裏、履正社も四球で先頭の井上が出塁。失策と四球で二死満塁となり、迎えた6番・八田は外角のスライダーを引っ張り左翼線へ2点適時打を放つ。二者が還り1-2と逆転。
三回、駒大苫小牧は一死から4番・若松が死球で出塁。5番・釜谷が内野安打を放ち一死一、三塁とチャンスを広げる。6番・鈴木が三塁強襲の内野安打で2-2の同点。さらに、7番・新山が左越え適時二塁打を放ち二者が還り、4-2と勝ち越す。猛攻は続く。9番・菊池、1番・伊藤優の連続適時打で溝田を攻め立て、この回5得点を挙げ6-2とリードを奪った。履正社先発の溝田は、この回途中でマウンドを降りた。
履正社が反撃を見せたのは六回。一死から2番・辻が四球で出塁し、3番・吉田が右中間を破る二塁打を放ち一死二、三塁。4番・中山が初球を捉え大きな飛球を放つ。左翼手の好捕に阻まれるも、これが犠飛となり6-3。さらに5番・西村、6番・八田の連続適時打で1点差の6-5と迫った。
九回裏、履正社の八田が失策で出塁。7番・絹田の犠打が内野安打となり無死一、二塁。8番・立石がフルカウントから左翼線へ適時二塁打を放ち6-6の同点。続く9番・永谷を敬遠で無死満塁。1番・井上が倒れるも、2番・辻が犠飛を放ち7-6で逆転サヨナラ勝ちした。
駒大苫小牧は、九回まで1点をリードするも失策5つと守備でリズムを作れなかった。
アジアチームと欧州チームの対抗戦「ユーラシアカップ」が27日、マレーシアのグレンマリーGCで開幕する。アジアンツアーと欧州ツアーの共催により初開催される大会で、アジアチームには日本からも谷原秀人と小田孔明の2人が出場。25日には、その2人の乗った車がクアラルンプール市内を走行中に追突事故に遭うトラブルがあり、関係者は肝を冷やした。
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関係者によると、谷原と小田は25日夜、クアラルンプール市内で開かれたチームディナーに出席するため、大会オフィシャルカーに乗車。走行中に車の右後方を、後ろから来た車の左前バンパーにひっかけられた。当時、谷原は右後部座席に、小田は左後部座席に乗車していたが、救急車を呼ぶほどの損傷はなく、2人ともそのまま会食に出席したという。
26日には2人ともコースでプロアマ戦に出場して最終調整。前夜の会食後に、大事を取ってトレーナーのマッサージなどを受けたという谷原は、「やはり選ばれることが名誉だし、なかなか出たいと思っても選ばれるものでもない。アジアの代表、日本の代表として頑張りたい。体調は問題ない」と意気込みを語った。
同週開催の今季国内男子第1戦「インドネシアPGA選手権」を欠場し、継続中だった国内ツアーの連続試合出場(88)を止めてまで出場した小田も、「大いに悩んだが、アジアを代表するイベントに出られることは名誉だと思って出場を決めた。いやあ、あとはもう勝つだけですよ。名誉を賭けて、ヨーロッパチームを倒したい」と決意を語った。