
[3.7 アルガルベ杯 日本女子1-0デンマーク女子]
日本女子代表(なでしこジャパン)が、FW岩渕真奈の前半43分のゴールを守り抜き、デンマーク女子代表を1-0で下した。1勝1分としたなでしこは、10日に行う第3戦で2連勝のスウェーデン女子代表とグループ首位通過をかけて対戦する。
「今日の試合で決めることが出来てホッとしています」。約4年ぶりの代表戦ゴールに安堵の表情が浮かんだ。
前半43分だった。右サイドでボールを受けた岩渕は強引に突破を図ると、そのままエリア内に侵入する。「宮間さんが上手い具合に相手を引き付けてくれた仕掛けたら空いていたので思いっきり振った。決めることが出来て良かった」。右足から放たれたシュートはGKの脇を抜けると、クロスバーを叩く。しかし勢いのままボールはゴールラインを越え、この日唯一の得点を生み出した。
2010年2月11日に初ゴールを含む2ゴールを挙げて以来、4年ぶり代表戦ゴール。久々とはいえ、まだ20歳と伸び盛りのストライカー。12年冬にはドイツに移籍し、腕を磨いている。「自分らしさを常に求められていると思う。それプラス、みんなと積極的に絡んでいきたいと思います」と活躍を誓った岩渕。「個の力を秘めている。パンチ力のある良いシュートだった」と称えた佐々木則夫監督も、「あとのチャンスをもっとものにしないといけない」と更なる成長を期待した。
たかがオープン戦とはいえ心配だ。6日の中日戦に「4番・二塁」で出場したのが西武の浅村栄斗(23)が、この日「も」3打数無安打。練習試合でこそ1本ヒットを打ったものの、これでオープン戦3試合で9打数無安打とバットが湿りっぱなしなのだ。
浅村は昨季リーグ打点王(110)に輝き、ホームランも同3位の27本。そんな強打者が苦しんでいるのが、今季からコンバートされた二塁守備だ。
もともと浅村は遊撃手。守備下手なためにさまざまなポジションをたらい回しにされ、昨季はケガで離脱した主砲・中村の穴埋めとしてシーズン途中から一塁を任された。負担の少ない一塁だったからこそ、打撃に専念できたともっぱらだ。
キャンプでは奈良原内野守備走塁コーチと二人三脚で、二塁守備の特訓。それなりにサマにはなってきたとはいえ、守りの負担がバットにかかっているのではないか。
■もともと守備に気を配るタイプではない
西武黄金時代の二塁手として活躍した山崎裕之氏(評論家)は、「二塁は難しいポジション」とこう言う。
「ベースカバーや外野の中継、盗塁阻止、内野への打球を誰が捕るかを瞬時に判断してコールするなど、仕事は山ほどある。野球が面白くてたまらず、知識もある選手が適合です。点差、イニング、打者や走者で異なる打球の予測に、打球の方向や勢いなどにも意識しなければいけません。さまざまな場面でキーマンになることが求められます」
浅村は守備に気を配るタイプではない。シーズン中にアタマがパンクしなきゃいいのだが……。
インテルMFエルナネスは、9日に行われるセリエA第27節トリノ戦を前に、今年1月に加入したインテルでの現状に満足する様子を見せている。
エルナネスは内転筋の負傷のためカリアリ戦を欠場し、前節ローマ戦は交代出場。だが先発に復帰する準備はできたと感じているようだ。イタリア『スカイ・スポーツ』に次のように語った。
「準備はできているよ。誰が出場するのか、監督からはまだ聞いていないけどね。良いパフォーマンスを見せて、最初から勝利を狙って戦えることを期待している。最近の2試合ではそれが欠けていたけど、貴重な勝ち点を獲得するために全力を尽くすつもりだ」
インテル加入以来、チームの復調に貢献すべく奮闘してきたエルナネス。ワルテル・マッツァーリ監督の指導法への称賛を述べるとともに、クラブからの信頼を喜んでいると述べた。
「彼のような監督に指導されたことは今までなかった。試合に向けての彼の準備のやり方は気に入っているよ。以前は、ボールを使わずに動きの確認をするのは少し退屈に感じていた。でもマッツァーリ監督は練習のそういった部分もすごく面白くしてくれて、相手のストロングポイントがどこにあるかをしっかり伝えてくれるんだ」
「自分がすごく重要で特別だと感じることができている。こういう形でインテルに獲得してもらったのはすごくうれしかった。僕のことを本当に欲しがってくれたので、自分がここで重要な存在だと感じられるんだ。自分の前にとても明るい未来の可能性があると思えるよ」
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