
■ルーキー 開幕へ上々
高校時代に慣れ親しんだマウンドで、楽天ドラフト1位の松井裕(神奈川・桐光学園高)が成長した姿を披露した。
プロ入り後初の横浜スタジアムでさえをみせたのは、決め球のスライダーではなく直球だ。一回、先頭の井手は直球だけで空振り三振、白崎への4球目には自己最速の150キロを計測。「(スピードガンの設定が)緩いからですよ」とかわしたが、続く金城まで3者連続三振に仕留めた。
二回に2失点しオープン戦での無失点記録は13回でストップ。それでも「開幕前に取られてよかった」と切り替え、変化球を増やし追加点を許さなかった。オープン戦は16回2失点、防御率1・13。この日は中5日、初めて前日にブルペンに入らず臨むなど、シーズンを見据えた調整法にも余念がない。「まずは1勝していい流れを作っていきたい」と手応えを持って開幕を待ちわびる。
こうなると気になるのは、則本や美馬と争う開幕投手の座。本人は「意識していない」と話すが、星野監督は「楽しみにしとけ」と含みを持たせた。(小川寛太)
<アーノルド・パーマー招待 事前情報◇19日◇ベイヒルクラブ&ロッジ(7,419ヤード・パー72)>
写真で見る アメリカで7番目にカラフル?な石川遼
フロリダ州にあるベイヒルクラブ&ロッジで開催される「アーノルド・パーマー招待」。石川遼は6年連続でアーノルド・パーマーの庭での戦いに挑む。石川自身この近郊にアメリカ東海岸の拠点を構えている地とあって、今大会はいわばホームゲーム。しかし、これまでの5年間は思うような成績を出せずに苦しんでいる。
昨年は初日に5位タイスタートを切ったものの、週末に失速して65位タイフィニッシュ。09年からの5年間で見ても最高位フィニッシュは2010年の40位タイで予選落ちは2度と難コースで行われるエリートフィールドでの戦いに結果を残すことができていないのが現状だ。
それでも、拠点を構えてから何度もラウンドを行っていることもあって、コースはグリーンの形状まで詳細に頭にインプットされている。先週はこちらも苦手としていたイニスブルックリゾートを攻略するなど、調子自体も上がっているだけに上位進出への期待も高まっている。確たる結果を残してベイヒルを名実ともに “ホーム”とすることができるか。
<ゴルフ情報ALBA.Net>
16日に閉幕したソチ冬季パラリンピックに出場した日本選手団が20日午前、日本に帰国した。成田空港内で行われた記者会見には、アルペンスキー男子座位滑降とスーパー大回転の2種目で金メダルを獲得した狩野亮(マルハン)や同回転で金メダルの鈴木猛史(駿河台大学職員)らメダリストが出席した。
狩野は「出来過ぎた結果」と振り返り、「メダルが取れたのも日本チームや私たちをこれまで育ててくれたスタッフ、関係者の方のおかげだと成績をもって伝えられたかなと思う」と感謝した。また、鈴木はメダル獲得を喜ぶとともに、「チームの目標である表彰台独占のチャンスはあったが、スーパー大回転で自分が転んでしまい、達成できなかったのが悔しい」と次の大会でのリベンジを誓った。
一方、今大会は課題も残った。日本選手団は「金メダル3個を含むメダル総数10個」を目標としていたが、金メダルこそ3個獲得もメダル総数は6個にとどまった。選手団主将でスーパー大回転座位の銀メダルに輝いた森井大輝(富士通セミコンダクター)は「日本のアドバンテージはなくなっている。チェアスキーは世界に販売され、ほとんどの選手が日本製のチェアスキーを使ってメダルを獲得している。新しい用具の開発が必要」と訴える。さらに、クロスカントリー・バイアスロンで唯一のメダリストとなった久保恒造(日立ソリューションズ)は「科学トレーニングを取り入れるなど、チームとしてしっかり強化体制をつくっていかないと、いつまでも強豪ロシアとの差は広がっていくばかりと実感した」と危機感をつのらせた。